バランス感覚を鍛えることはとても重要なこと!
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自転車を乗りこなすのに必要不可欠な能力が「バランス感覚」です。「不安定な場所に立つ」「ジャンプする」「走っても転ばないように調整する」などにもバランス感覚は必要ですよね。
幼児期は、バランス感覚を身につけやすい時期です。背の高い大人に比べて、地面から身体の重心までの距離が短いため、身体を制御しやすいからです。
幼児期は、バランス感覚を身につけやすい時期です。背の高い大人に比べて、地面から身体の重心までの距離が短いため、身体を制御しやすいからです。
バランス感覚を鍛えて、体幹の強い子に!
筋肉には、大きく分けてインナーマッスル(体幹)とアウターマッスルの2種類があります。
このうち幼児期に鍛えておくべきは、断然インナーマッスルです。
身体のトレーニング理論では、次のような点が指摘されます。
・インナーマッスルが強い子は、運動能力が伸びやすい
・インナーマッスルは、アウターマッスルが強くなってからでは鍛えにくい
つまりインナーマッスルが弱い子は、いくらアウターマッスルが強くても運動能力は伸び悩むという傾向があるということ。
アウターを強化するのは、身体が充分に発達してからで大丈夫です。運動能力が高い子を育てるには、幼少期にはバランス感覚などのインナーマッスルを使う遊びをたくさんしておくべきだといわれています。
このうち幼児期に鍛えておくべきは、断然インナーマッスルです。
身体のトレーニング理論では、次のような点が指摘されます。
・インナーマッスルが強い子は、運動能力が伸びやすい
・インナーマッスルは、アウターマッスルが強くなってからでは鍛えにくい
つまりインナーマッスルが弱い子は、いくらアウターマッスルが強くても運動能力は伸び悩むという傾向があるということ。
アウターを強化するのは、身体が充分に発達してからで大丈夫です。運動能力が高い子を育てるには、幼少期にはバランス感覚などのインナーマッスルを使う遊びをたくさんしておくべきだといわれています。
バランス感覚必須のランニングバイクに挑戦!
どうやって習得していくのかを観察してみた
運動能力の優れた子に必須の「バランス感覚」を養うのにぴったりなランニングバイク。
ランニングバイクを与えると、子どもは自分から工夫して乗りこなすようになるそうです。そこで筆者は、子どもの習得過程を知るためにあえて教え込まずに遊ばせてみました。
ランニングバイクを与えると、子どもは自分から工夫して乗りこなすようになるそうです。そこで筆者は、子どもの習得過程を知るためにあえて教え込まずに遊ばせてみました。
【第1段階】押して遊ぶ
ランニングバイクを与えて「好きに遊んでいいよ」と言うと、まずは押して遊ぶ行動を起こした当時2歳半の息子。しばらくは公園に行くたびランニングバイクを押して遊んでいました。
ただ押しているだけに見えるこの遊び、実は非常に意味のある行動らしいのです。不安定な2輪を思い通りの方向に進めようとすれば、ハンドル操作でバランスを取らなければなりません。どうやら息子は、まずハンドル操作でバランス力を養っていたようです。
ただ押しているだけに見えるこの遊び、実は非常に意味のある行動らしいのです。不安定な2輪を思い通りの方向に進めようとすれば、ハンドル操作でバランスを取らなければなりません。どうやら息子は、まずハンドル操作でバランス力を養っていたようです。
【第2段階】乗ってみる、つま先で進む
慣れた頃バイクに跨りはじめました。コンビカーに乗って遊んでいたので、前に進む要領はわかっているはずですが、思うようには前に進みません。4輪のコンビカーに比べて車体のバランスが取りにくいのでしょうか。つま先だけを使って、ちょこちょこと前進していました。
【第3段階】足の裏全体が地面を蹴り出す
足の裏全体で地面を蹴られなければ、ランニングバイクは乗りこなせません。しっかり足の裏をつけて操作するには、二つの力が必要です。
1.不安定な二輪バイクを支える力
2.身体のバランスを取りながらも足で地面を蹴る力
どちらも「バランス力」に関わる事柄といえます。
息子は足の裏全体で地面を蹴り出すまでに少々時間を要しましたが、やっていくうち徐々に安定性が増していきました。
1.不安定な二輪バイクを支える力
2.身体のバランスを取りながらも足で地面を蹴る力
どちらも「バランス力」に関わる事柄といえます。
息子は足の裏全体で地面を蹴り出すまでに少々時間を要しましたが、やっていくうち徐々に安定性が増していきました。
【第4段階】片足ずつ蹴ってスピードよく走る
安定性が増せば、スピードがアップします。片足ずつ地面を交互に蹴ってどんどん進めるようになりました。
【第5段階】両足同時に蹴って滞空時間がアップ!
片足ずつ蹴って進む方法では、スピードに限界があります。次のステップは、両足で同時に蹴って進む!これができれば、足を上げている滞空時間がどんどん伸びていきます。
【第6段階】足乗せ運転ができる!
足を足置きに乗せたり、両足を地面から離して走行できるようになれば、もう乗りこなしたといってもいいでしょう。自由自在にランニングバイクを操り、スピード良く走行できます。ゆるい坂道などで滑る練習をすると、よりバランス力が鍛えられます!
ストライダー練習
息子のランニングバイク習得過程を動画にまとめました。
via www.youtube.com
自転車練習ももう怖くない!
ランニングバイクでバランス力を鍛えていれば、近い将来やってくる自転車の練習も大丈夫!大きくて重い自転車で何度も何度も大掛かりに転倒するのを避けられます。
4〜5歳頃やっとトライできるコマ無し自転車。その前にもっと手軽なランニングバイクでバランス力を養っておくのは、決して無駄ではないはずです!
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この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。