2017年3月30日 公開

休日のお出かけは子連れで大相撲観戦!注意点や見るコツとは?

大相撲の観戦は、もっぱらテレビ中継派が大半ではないでしょうか。そんな方も大相撲の会場・両国国技館へ出かければ、熱闘にハマる人も多いようです。力士の息づかいまで伝わってくる、大迫力の大相撲観戦。子連れで行くときの注意点や見るコツを紹介します。

両国国技館とは

Steve Cadman/CC-BY-SA 2.0
両国国技館は、大相撲本場所の東京での開催会場です。正式名称は国技館(両国はつきません)。墨田区両国は古くから相撲興行が行われていた伝統の地で、国技館も何度か再建されながら今に至ります。

日本相撲協会が主催する大相撲本場所は、奇数月、年6回開催されます。
その内、両国国技館で開催されるのは一月場所、五月場所、九月場所の年3回。いずれも各月の第2日曜日を初日、第4日曜日を千秋楽(最終日)とする15日間に開催されます(2017年)。

【アクセス】
JR総武線 両国駅 徒歩2分
都営地下鉄大江戸線 両国駅 徒歩5分

両国国技館での大相撲観戦のポイント

Goki/CC BY-SA 3.0
大相撲観戦ができるのは、午前8:30からです。最終の取組は、終わるのが午後6:00ごろ。早朝から出かけると疲れてしまうため、子連れの場合、午後から出かけるのがおすすめです。昼食を自宅や会場周辺で済ましてから両国国技館へ入れば、家族もゆっくり出かけられます。

メインとなる取組は、最後の横綱の結びの一番でしょう。多くの方はこれを目当てに訪れるようで、午後3:00ころに入場する人が増えてきます。子連れなら混みあう時間帯を避けて、少し早めに入場しておくのがおすすめです。

両国国技館は子連れに優しい工夫がいっぱい

両国国技館は子連れ家族にも優しいポイントがたくさんあります。

最寄りの両国駅は、バリアフリー対応でベビーカーを押して行けます。両国国技館ではベビーカーを預かってくれるので、荷物になりません。トイレにはオムツ替えスペースの設置や、授乳室として相撲診療所の一室を貸してくれるサービスもあります。

子どもも訪れやすいよう配慮もしているようで、ゆるキャラに会えたり、館内の警備をしている親方とふれあえたりします。

力士を間近で見られるスポット

取組の様子を見るのも迫力があっていいのですが、それ以外にも見所があります。それは両国国技館に入る力士を間近で見ることができることです。出待ちをしている方も多いようで、これから試合に挑む力士を近くで見ることができます。

子どもが相撲観戦に飽きてしまったら、外に出て新鮮な空気を吸いに出ましょう。たまたま入場するときの力士の様子が見れるかもしれません。取組前なのでふれあうことはできませんが、「がんばって」と声をかけることはできます。

子連れに優しい席を紹介

小さな子がいる家庭なら、お値段は1人1万円程度と高くなりますが、マス席がおすすめです。1階に設置され、座布団が敷いてある席で、子どもがいてもゆったり座れます。もし子どもが寝てしまっても、横になって寝かせることもできます。

さらにお得なのが特別2人マス席で、4人分の席を2人の料金で買えるチケットです。4歳までの子どもは無料のため、特別2人マスチケットなら大人2人、子ども2人が座れます。マス席2人分と特別2人マス席はお値段がほとんど変わりません。ほかにもファミリーマス席やボックス席などもチェックしてみてください。

注意したいのが、チケットの購入方法です。両国国技館での大相撲は、平日でも満員のことが多く、週末はさらに多くの人が足を運びます。そのため、会場で当日券を購入するのは難しいようです。チケットは開幕の1ヵ月前には販売が開始されるため、あらかじめ予約しておきましょう。

チケットの予約は、インターネットからの申し込みが便利です。詳しい方法は日本相撲協会の公式サイトに掲載されています。

親子で大相撲観戦してみよう

大相撲観戦は、一度も行ったことがないパパやママも多いかもしれません。両国国技場は子連れにやさしい工夫や、子どもも楽しめるポイントもあります。小さな子ども連れでも楽しめる場所ですから、力士たちの迫力を感じに出かけてみましょう。

大相撲は若い人にも人気が出てきているため、親子で楽しんでみてください。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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erika erika  20代のママです。 趣味は子どもと遊ぶこととピアノを弾くこと。 現在3歳のやんちゃな男の子の子育てに日々奮闘中!