ぞうきん絞りができると、握力強化にも!!
最近、ぞうきんを絞れない子どもが増えているそうです。
象印マホービン株式会社が、首都圏の小学生のお子さまをもつ親を対象に「イマドキ小学生の生活体験調査」を実施したところ、「タオルをしぼることができる」小学生は、20年前と比べて約20%減少していることがわかりました。
その理由として、「体験する機会が少ないから」がトップ。確かに、便利な掃除用具や入浴グッズが普及し、掃除や入浴の際にタオルやぞうきんを「絞る」機会が減っています。
きちんとぞうきんが絞れないと、拭いたところが水びだしになり、汚れがとれません。つまり、ぞうきんを「きちんと絞る」ことは、「きちんと水を切る」ということです。
さらに、ぞうきん絞りは、握力の強化にもつながります。握力は、野球やテニス、鉄棒、跳び箱などあらゆるスポーツや運動の基礎になる重要な能力の一つ。握力がないと、転んだときに手で支えることができずに、大きなケガをする可能性も考えられます。
手軽にできるぞうきん絞りの正しいやり方を知れば、子どもの握力強化も図れますよ。
象印マホービン株式会社が、首都圏の小学生のお子さまをもつ親を対象に「イマドキ小学生の生活体験調査」を実施したところ、「タオルをしぼることができる」小学生は、20年前と比べて約20%減少していることがわかりました。
その理由として、「体験する機会が少ないから」がトップ。確かに、便利な掃除用具や入浴グッズが普及し、掃除や入浴の際にタオルやぞうきんを「絞る」機会が減っています。
きちんとぞうきんが絞れないと、拭いたところが水びだしになり、汚れがとれません。つまり、ぞうきんを「きちんと絞る」ことは、「きちんと水を切る」ということです。
さらに、ぞうきん絞りは、握力の強化にもつながります。握力は、野球やテニス、鉄棒、跳び箱などあらゆるスポーツや運動の基礎になる重要な能力の一つ。握力がないと、転んだときに手で支えることができずに、大きなケガをする可能性も考えられます。
手軽にできるぞうきん絞りの正しいやり方を知れば、子どもの握力強化も図れますよ。
イマドキ小学生の生活体験に関する調査 | 象印調査シリーズ | 象印

象印調査シリーズは、象印マホービン株式会社が調べた役に立つ調査結果を発表するもの。こちらは首都圏の小学生のお子さんをもつお母さんを対象に「イマドキ小学生の生活体験調査」を実施。1995(平成7)年に一度実施しており、20年後に再調査することによりこの間の変化を探ってみようと企画したもの。
ぞうきんのサイズ、練習のポイントは?
ぞうきんは、特に決まったサイズはありません。市販品では20×30cmか、ミニサイズの15×20cmが一般的です。
自分で作る場合の一般的なサイズは、フェイスタオルを二つ折りにして切り、それをまた半分に折って縫い合わせた大きさです。
最近では、100均やスーパーなどで既製品のぞうきんが販売されています。それらを活用するのも便利ですが、不要布で作ったぞうきんの方が、絞りやすくて使いやすいようです。温泉でお風呂用にもらったものや、挨拶の粗品でいただくような薄手タイプがおすすめ。また、手作りなら愛着がわき、子どもも喜ぶかもしれません。
ぞうきんを用意したら、いよいよ練習スタート。最初からぞうきんを水に濡らすのではなく、乾いたタオルなどで握り方や絞り方を練習するとスムーズですよ。上手になったら、バケツに水を入れて濡らしましょう。ただし、バケツの下にはマットを敷いておくことを忘れないでくださいね。
自分で作る場合の一般的なサイズは、フェイスタオルを二つ折りにして切り、それをまた半分に折って縫い合わせた大きさです。
最近では、100均やスーパーなどで既製品のぞうきんが販売されています。それらを活用するのも便利ですが、不要布で作ったぞうきんの方が、絞りやすくて使いやすいようです。温泉でお風呂用にもらったものや、挨拶の粗品でいただくような薄手タイプがおすすめ。また、手作りなら愛着がわき、子どもも喜ぶかもしれません。
ぞうきんを用意したら、いよいよ練習スタート。最初からぞうきんを水に濡らすのではなく、乾いたタオルなどで握り方や絞り方を練習するとスムーズですよ。上手になったら、バケツに水を入れて濡らしましょう。ただし、バケツの下にはマットを敷いておくことを忘れないでくださいね。
STEP1:両手の位置を決める
ぞうきん絞りの方法は、主に2つあります。
横絞りは、手首の力と握力だけで絞るため、力がうまく入りません。縦絞りなら、肘と手首の力で絞るので、とても簡単。特に子どもにもおすすめです。また、縦に絞ると水滴がまっすぐ下に落ち、バケツの外側に水が垂れることがないメリットもあります。
【縦絞りの方法】
まず、丸めたぞうきんを体と垂直になるように縦にし、片手で上の方を持ち、もう一方は下の方に添えます。この時、上側は逆手に、下側は順手にすることがポイント。剣道の竹刀やゴルフクラブを持つようなイメージです。
横絞りは、手首の力と握力だけで絞るため、力がうまく入りません。縦絞りなら、肘と手首の力で絞るので、とても簡単。特に子どもにもおすすめです。また、縦に絞ると水滴がまっすぐ下に落ち、バケツの外側に水が垂れることがないメリットもあります。
【縦絞りの方法】
まず、丸めたぞうきんを体と垂直になるように縦にし、片手で上の方を持ち、もう一方は下の方に添えます。この時、上側は逆手に、下側は順手にすることがポイント。剣道の竹刀やゴルフクラブを持つようなイメージです。
STEP2:両手首を内側に向けて絞る
両手の位置が決まったら、ぞうきんをしっかり持ち、両手首を内側に向けてギューッと絞ります。両脇をしめ、肘を曲げずに伸ばすことがポイントです。逆手と順手のため、子どもでも力が入りやすく、楽に絞ることができますよ。
STEP3:手首を反るように、両手を押し出すイメージで絞り込む
さらに、向こう側に押し出すように、両手首が反るまでぞうきんを絞り込みます。これらの動作を繰り返すことで、しっかりと効率よく水を切ることができます。慣れてくれば、子どもでも2回ほどで絞ることが可能です。
ぞうきん絞りは何歳から?
最近は、小学校に入学してはじめて、掃除の時間等でぞうきんに触れる子どもが多いそうです。また、体育でさまざまな運動や種目を行ったり、握力を含むスポーツテストを行う学校もあるため、握力を鍛えておきたいところ。
一方、幼稚園でぞうきんがけをするところもあります。小学校とは違い、毎日ではなく学期末に一度など、回数は少ない場合がほとんど。その代わり先生が手厚くサポートしてくれます。そのため、幼稚園入園ころの3歳過ぎから家庭と幼稚園などでぞうきん絞りを練習し、小学校入学前にはぞうきんの正しい絞り方をマスターするのがおすすめです。
一方、幼稚園でぞうきんがけをするところもあります。小学校とは違い、毎日ではなく学期末に一度など、回数は少ない場合がほとんど。その代わり先生が手厚くサポートしてくれます。そのため、幼稚園入園ころの3歳過ぎから家庭と幼稚園などでぞうきん絞りを練習し、小学校入学前にはぞうきんの正しい絞り方をマスターするのがおすすめです。
ぞうきんをもっと身近に感じよう
意外にも、大人でも多くの方がぞうきんを横に持って絞っていることが多いのではないでしょうか。正しい絞り方をマスターすれば、その知識は将来ずっと役に立ち、自宅や学校、職場でも、ずっときれいな空間を保つことができるはずです。
子どもに教えるときには、「縦に握って、肘を伸ばしながら、中にギューッと絞る!」と声をかけてあげるとわかりやすいですよ。子どもがぞうきんを身近に感じられるように、絞り方をマスターした後は、年末の大掃除などに家族みんなでぞうきんがけをしてみませんか?
子どもに教えるときには、「縦に握って、肘を伸ばしながら、中にギューッと絞る!」と声をかけてあげるとわかりやすいですよ。子どもがぞうきんを身近に感じられるように、絞り方をマスターした後は、年末の大掃除などに家族みんなでぞうきんがけをしてみませんか?
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。