個人向け国債の仕組み
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国債とは「国庫債券」の略称で、政府(国)が資金調達を目的に発行している債権のことです。国債を購入するということは、国に対して資金を貸すということ。国はその資金で公共事業などを行います。
「個人向け国債」とは、国が発行する債券を個人向けにしたものです。国に対して一定の期間、お金を投資する、といえばわかりやすいでしょうか?
投資なので定期的に利子が発生し、満期時には元本の返金を受け取ることができます。
「個人向け国債」とは、国が発行する債券を個人向けにしたものです。国に対して一定の期間、お金を投資する、といえばわかりやすいでしょうか?
投資なので定期的に利子が発生し、満期時には元本の返金を受け取ることができます。
選ばれる理由とは?
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国債は、何かと物入りでお金が入用な、リスクのとりづらい子育て世代にもおすすめ。選ばれる理由は、大きく3つあります。
(1)安全性が高い
元本や利子など、金融機関が破綻しても国が責任をとってくれます。
(2)手軽にはじめやすい
最低購入額は1万円から。1万円単位で購入が可能です。
(3)金利0.05%
銀行預金では0.001%程度の金利が多いなか、個人向け国債は最低でも0.05%の保証がついています。
「安全に資産を運用したい、けれど銀行の金利ではちょっと……」という方にとってはぴったりでしょう。
(1)安全性が高い
元本や利子など、金融機関が破綻しても国が責任をとってくれます。
(2)手軽にはじめやすい
最低購入額は1万円から。1万円単位で購入が可能です。
(3)金利0.05%
銀行預金では0.001%程度の金利が多いなか、個人向け国債は最低でも0.05%の保証がついています。
「安全に資産を運用したい、けれど銀行の金利ではちょっと……」という方にとってはぴったりでしょう。
商品のラインナップ
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個人向けの国債は、3種類あります。それぞれの商品の特徴を簡単に見ていきましょう。
(1)変動金利型10年満期『変動10』
・実勢金利の動きに応じて、半年ごとに適用利率が変わる(その際に受取利子の増減あり)
・実勢金利が上がれば受取利子が増え、下がれば受取利子は減る
・最低金利保証がある(年0.05%)
・実勢金利が上がれば受取利子が増え、下がれば受取利子は減る
・最低金利保証がある(年0.05%)
(2)固定金利型5年満期『固定5』
・発行時の利率が、満期を迎える5年後にも変わらない「固定金利」
・最終的な投資結果が発行時に把握できるので安心
・実勢金利の影響を受けないので、計画的な運用ができる
・最終的な投資結果が発行時に把握できるので安心
・実勢金利の影響を受けないので、計画的な運用ができる
(3)固定金利型3年満期『固定3』
・発行時の利率が満期を迎える3年後にも変わらない「固定金利」
・「固定5」と同様、最終的な投資結果が発行時に把握できるので安心
・実勢金利の上がり下がりの影響を受けないので、計画的な運用ができる
・「固定5」と同様、最終的な投資結果が発行時に把握できるので安心
・実勢金利の上がり下がりの影響を受けないので、計画的な運用ができる
個人向け国債Q&A
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1.どこで購入できるの?
証券会社、銀行等の金融機関で購入できます。
財務省のホームページで、都道府県別に取扱い金融機関を調べることが可能です。また、インターネット上で購入ができる金融機関を調べることもできます。
財務省のホームページで、都道府県別に取扱い金融機関を調べることが可能です。また、インターネット上で購入ができる金融機関を調べることもできます。
都道府県別の取扱金融機関一覧 : 財務省

ご自分のお住まいの地域に取扱金融機関があるかどうか調べられます。
インターネット等による購入が可能な取扱金融機関 : 財務省

インターネット等によって購入が可能な取扱金融機関を調べることができます。
2.購入はいつでもできるの?
国債の募集期間は、1カ月ごとに定められています。
上記で紹介した3つの商品は、毎月募集が行われているのでチェックしてみましょう。(年12回)
=12月=
募集期間:平成30年12月6日~28日
発行日:平成31年1月15日
=1月=
募集期間:平成31年1月10日~31日
発行日:平成31年2月15日
上記で紹介した3つの商品は、毎月募集が行われているのでチェックしてみましょう。(年12回)
=12月=
募集期間:平成30年12月6日~28日
発行日:平成31年1月15日
=1月=
募集期間:平成31年1月10日~31日
発行日:平成31年2月15日
3.購入するときは何が必要?
・購入代金
・預金通帳
・印鑑等
上記の用意が必要です。
また、はじめて国債を購入するときは、購入先の金融機関で新たに口座を開設します。本人確認のための身分証明書、印鑑など、金融機関によっても用意する書類が違う場合がありますので、確認してから足を運びましょう。
・預金通帳
・印鑑等
上記の用意が必要です。
また、はじめて国債を購入するときは、購入先の金融機関で新たに口座を開設します。本人確認のための身分証明書、印鑑など、金融機関によっても用意する書類が違う場合がありますので、確認してから足を運びましょう。
4.中途換金はできるの?
下記にあてはまる場合は、特例措置により中途換金が可能です。
・大規模震災に遭い、被災した場合
・保有者が死亡した場合
・大規模震災に遭い、被災した場合
・保有者が死亡した場合
5.金融機関が破綻したらどうなるの?
国債なので、最後は国が責任を持って元本や利子の支払いに応じてくれます。たとえ金融機関が破綻しても権利は保護され、元本も利子も受け取れなくなることはありません。
気軽にはじめられる個人向け国債に注目
1万円からはじめられて安心の個人向け国債。銀行預金の利率よりも良く、教育資金の運用に一役かってくれそうですね。
3年、5年、10年と人生の節目にまとまった資金を受取れることも魅力です。資産運用を考えていて、個人向け国債に興味のある方は、一度金融機関の窓口で相談してみてはいかがでしょうか?
3年、5年、10年と人生の節目にまとまった資金を受取れることも魅力です。資産運用を考えていて、個人向け国債に興味のある方は、一度金融機関の窓口で相談してみてはいかがでしょうか?
個人向け国債窓口トップページ : 財務省

財務省の個人向け国債の公式ページです。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。