2017年9月12日 公開

「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」開催

北欧インテリアや雑貨を語るうえで欠かすことのできない大人気ブランド「リサ・ラーソン」。陶芸デザイナー リサ・ラーソンの作品を集めた大規模な展覧会が日本で開催されます。その展示内容と気になる展覧会公式グッズをご紹介します。

あの代表作や知られざる傑作が大集結!

展覧会メインビジュアル「ネコのミア(大きな動物園シリーズ)」1990年(オリジナルは1966年)

© Lisa Larson/Alvaro Campo
スウェーデンを代表する陶芸家、リサ・ラーソン。その作品は丸いフォルムに愛らしい表情、素朴で温かみのある色彩が特徴的で、日本国内でも高い人気を得ています。

このリサ・ラーソンの作品が一堂に会する「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」が、2017年9月13日(水)より東京・松屋銀座にて開催。東京会場を皮切りに、大阪、静岡で巡回開催されます。

「リサ・ラーソン」で知る北欧デザインの魅力

「ネコ」2007年

© Lisa Larson/Alvaro Campo
同展は、2016年にロェースカ美術工芸博物館(スウェーデン・ヨーテボリ)で開催された「リサ・ラーソンの作陶60年展」の出品作品をベースに、初期から近年に至る代表作約130点がテーマ別に展示される「回顧展パート」と、リサ自身が所蔵するユニークピース(一点もの作品)をメインに、夫で画家のグンナル・ラーソン氏の初展示作品など約60点が展示される「コンテンポラリーパート」から構成。

イヌやネコなど、リサ・ラーソンの代名詞といえる動物モチーフの作品から独創的でユーモラスな人物作品まで、計約190点が展示されます。

今回、日本初出展となる貴重な作品の展示もあり、長年のファンの方も“はじめてみるリサ”に出会える展覧会です。

「ローサ」1970年

© Lisa Larson/Alvaro Campo

ラーソン家は芸術一家!リサの長女・ヨハンナ氏も来日!

「ブルドッグ(大きな動物園シリーズ)」1960~1968年

© Lisa Larson/Alvaro Campo
リサ・ラーソンは1931年スウェーデン・スモーランド地方ハールンダ生まれ。大学卒業後、当時スウェーデン最大の陶芸製作会社であったグスタフスベリ社に入社。26年間の在籍中に約320種類の作品を制作し、国内外から注目される陶芸デザイナーになりました。

退社後はフリーのデザイナーとして海外にも活動の場を広げ、その作品のファンは多く、世界中で人気を集めています。80代半ばとなった現在も、作品の復刻のほかにユニークピースや新作を発表するなど精力的に活動中です。

リサの夫は画家のグンナル・ラーソン、長女・ヨハンナはグラフィックデザイナー、長男・マティアスは同展「コンテンポラリーパート」のキュレーターを務めるなど、芸術一家としても知られています。

やっぱり欲しい!展覧会先行販売、展覧会公式グッズ情報

先行販売陶器「モア」17,820円(税込予価)

© LISA LARSON © Tonkachi
展覧会には先行販売となる陶器3種7色(「モア ミニ」2色、「マイ」4色、「モア」1色)がスウェーデンから到着! 写真はネコの陶器「モア」の新色、ブラウンストライプです。上目遣いのおとぼけ顔がたまりません。限定発売の犬の陶器「コーギー」もあります(受注販売)。陶器のほか、キーホルダーや手ぬぐい、豆皿セットなど先行販売されるグッズが約200種!他にもリサ・ラーソンとグンナル・ラーソンの作品を柄にしたトランプ、パッケージにリサ・ラーソンの作品がデザインされたお菓子などの展覧会公式グッズが約50種。過去最大規模で展開されます。どれも心をくすぐるアイテムばかり。こちらもお見逃しなく!

限定発売陶器「コーギー」26,460円(税込予価)

© LISA LARSON © Tonkachi

「北欧を愛するすべての人へ リサ・ラーソン展」開催日程

リサ・ラーソン展 特設サイト

【東京・松屋銀座 会期】
2017年9月13日(水)〜25日(月)
【会場】
松屋銀座8階イベントスクエア
【開場時間】
午前10:00〜午後8:00
入場は閉場の30分前まで(最終日は午後5:00閉場)
【入場料】
一般1,000円 高校生700円 中学生500円 小学生300円

※ 大阪・阪急うめだ 2017年11月29日(水)〜12月11日(月)、静岡・静岡伊勢丹 2017年12月13日(水)〜25日(月)巡回開催。巡回展の詳細は下記サイトにて。

北欧の豊かな大自然の中で生まれ、自由な発想力で形作られた、やさしく温かいリサ・ラーソンのアートワークの数々。ファンはもちろん、リサ・ラーソンを初めて知る方も、北欧インテリアに興味のある方も、ぜひ会場に足を運んで、そのパワフルな作品たちに触れてみてください!
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Clem Clem  エディター/ライター。東京都在住。出版社にて女性実用系の雑誌、書籍の編集に従事。現在はフリーの編集者/ライターとして紙媒体、WEB媒体にて活動中。